高畠華宵展

マリヲさんとハルノさんと
根津にある「ponia-pon」さんへ。
相変わらずかわいい銘仙がいっぱい･･･！
でも、お値段的に･･･私にはとても･･･！と
いうのが多くて、
手にとって「うわー」とかいいつつ見て
値段をみてから「いい物を見させていただきました･･･」と
そっと棚に戻す、みたいな作業を繰り返してました。
その後で近くにあるカフェでビーフシチューランチを。
具がゴロゴロしてて美味しかったです。
パンも一人だけ残さず食べちゃったりして･･･。
最近なんでもモリモリ食べすぎだー！ヤバイ！

食後に弥生美術館へ。
「開館２０周年記念　高畠華宵展
大正昭和☆レトロビューティー」
というのを観る。
な･･･なんか美しい！特に肌が！！
なんつーかプリプリ感とかフワフワ感がどれもすごくて
まぶしいほどっす！
でもって、みんなセクシーなんですよねー。目元とか。
少女も少年も奥様も、そして絵本の挿絵用に描かれた桃太郎でさえも。
さらには、ウサギまでもがムチムチしててなんかこういやらしい感じに！！
すごいよ！華宵さん！（なれなれしい）
いきなり双六などでも遊べます。つっこみどころいろいろなのでお薦めです！

個人的に気になったのは小説の挿絵コーナー。
ストーリー展開が、絵と一緒に追紹介されていてるのですが
いいところでおわってるんですよ！！
この後、奥様はどうなっちゃったんだよー！みたいな。
着物好きの方には、
着物のデザイン画とかもたまらないのではないかと思います。
もーなんでこんなにかわいいの！？つう柄の銘仙とかあって
「今これがあったら、あたし絶対買います！」とかいって盛り上がりました。
あのぐらいの時代の着物ってほんとにありえないほどおしゃれ･･･。
さらにマリヲさんやハルノさんのお着物を見ていて
私のなかでの銘仙人気が上昇しつつあります･･･。

美術館を堪能したあとで、
根津駅前にあるかわいいお茶のお店で一休み。
お店の奥がギャラリーになっていて、
ちょうど開催されていた「ハラゴメお散歩展」が
これまたかわいい･･･！！
ゆっくりお茶しながら着物話などを。
お二人ともすごく気さくにおしゃべりしてくださって
相当笑いました。楽しかったですー！

夜は、新宿の「ぞんぶん」でカナダにワーホリに行く友達の送別会。
女性４：男子６という男女比率なのに、
男子の全員が「好きなのは男子」という男子。（そういう表現でいいのか？）
男子の男子に対する切ない話などを聞いたり。
このメンバーだと容赦ないつっこみが面白い。つーか口調が移りそうになります。

Comments

[1. caprice]

高畠華宵さんは、ゲイですからね。
ゲイ…っていうよりは、その当時の言葉でいうと、
「男色」（なんしょく、と呼ぶと本格的かも）かしら。
華宵の少年画がセクシーなのはそのせいです。

ちなみに、寺に伝わっていたりする
「稚児絵」（お坊さんになる前の、お稚児さんを描いた絵）も、
実は坊主の性愛の対象として描かれたものである、ということ。

今、美術展なんかで見ると、大体みな
「きれいねぇ」「かわいらしい」「ゲイジュツねぇ」
と言うでしょうが、
描かれた当時、絵を見るお坊さんたちにとっては
「うわ、たまらんねぇ」
っていう感じだったのでしょう。
そう思うと、なんだか変な気分です。
横から長コメント、失礼いたしました★

[2. みそら]

小説の挿絵コーナー、一番盛り上がり。
友人と場所を入れ替わり立ち代り先を争い？読みふけり。
ここで終わるの〜続きを〜と叫んでました。

なるほど　caprice さんのコメントを読み納得。
展示に合わせて出版された本を購入し、
その中の「姉さんかぶりをしてポーズする華宵」の仮装写真遊びに不思議な空気を感じておりました。

[3. inaba]

Capriceさん＞コメント＆トラックバックありがとうございますー！！
ああ･･･やっぱりそうなんですね！！
すごいナルシスティックな写真があって
あやしー！と思っていたのですが
男色だからこそのあのツヤとリアリティが！！（笑）
お坊さんの世界もかなりディープですよねぇ〜。
お坊さん達も人間なんだわ〜みたいな感じで
ほんと不思議ですね〜。ますます興味でてきちゃいましたー（笑）！

みそらさん＞やっぱり、あのコーナー気になりますよね！！
最後はどうなっちゃったんでしょう･･･奥様･･･！！
姉さんかぶり写真とかもあったんですね！！み・・みたい！！
あの美術館で結構女子の趣味（？）に訴えかけるものがありますよね。
美少年絵展みたいのも去年開催されていましたし･･･。
今年も開催されるようなので「いこう！！」と思っていますー（笑）